仮想通貨投資を始めるにあたり、投資の基本的な考え方・投資をする準備・仮想通貨投資の種類・情報の収集方法など、ある程度の知識を知っておく必要があります。
これを知らないで投資してしまうと多大なリスクを背負うことになりますので、最初に最低限の知識を理解したうえで投資するようにしましょう。
ここでは投資の考え方・仮想通貨投資をする準備・情報の収集方法などを説明していきたいと思います。
目次
仮想通貨投資の考え方
2017年に仮想通貨法が制定され、仮想通貨に興味が出た人も多いのではないのでしょうか?
ここでは「仮想通貨投資」と銘打っていますが、単純に仮想通貨を購入することも投資(投機)として説明していきます。
単純に仮想通貨を購入するのと、その他の投資方法の違いも説明したいと思います。
最初に本来の「投資」と「投機」の違いを理解しましょう。
■仮想通貨投資のリスクについて徹底調査!
投資の考え方
まず投資という考え方ですが、「何か新しいモノやサービスが創造されることに資金を投じる」ことが投資の考え方の基本になります。
例えば、投資家の出資を受けた企業が新しい商品を開発したり、さらに発展することなどが挙げられます。
仮想通貨の世界で言えば、ICOに資金を投じることなどが投資と言えるでしょう。
投機の考え方
投機というのは「資産を増やすことをメインに資金を投じる」ことです。
投機の漢字のとおり、機会(チャンス)に資金を投じます。一般的に短期的な取引が投機という考え方で、FX(外国為替証拠金取引)などが投機に挙げられます。
仮想通貨投資でも短期取引やレバレッジを効かせた取引は投機となります。
実際の「投資」と「投機」
一般的には株は投資でFXなどの為替取引は投機という扱いとされています。
しかし実際には株でもデイトレードと言われる短期取引などでキャピタルゲイン(差益)を狙う投機が行われています。また投資と投機の明確な分類があるわではありません。
仮想通貨では上記のようにICOに投じるのが投資、レバレッジを効かせた短期取引を投機と分類しましたが、実際にはICOに投じて自身の差益目的のための短期取引をする投機などもあるため、本サイトでは仮想通貨の投資=投機として説明していきたいと思います。
仮想通貨に投資する際の考え方
投資(投機)というのは必ず余剰資金で行うように心がけることが重要です。
生活に影響するような投資はただのギャンブルになってしまいます。特に仮想通貨は、ボラティリティ(価格変動)が大きく注意が必要です。
ただし、その分チャンスでもあります。
現在、仮想通貨は始まったばかりで、言ってしまえばどの仮想通貨も数倍に上がる可能性があります。
実際、1年前と比較するとビットコイン価格は約8倍に上昇し、イーサリアム価格は約40倍になっています。
そのため、余剰資金で投資することをおすすめします。
なぜ仮想通貨に投資するのか
管理人は、いま仮想通貨に投資することは非常に重要と考えています。
保有している仮想通貨の価値が上がり、利益を出すという意味もありますが、もう一点、世界中で仮想通貨の信用性が高まり、一般的に使用されていくことが、暮らしの利便性を向上させると考えています。
日本でも、クレジットカードや電子マネーが広く使われるようになり、一昔前より現金を持ち歩く必要がなくなりました。
仮想通貨は、クレジットや電子マネーより優れた点が多く、決済手段の一つとして広まることが人々の生活の向上になると考えています。
そのためには、仮想通貨に投資(購入も含めて)して、法定通貨のような安定性を出すことが必要です。
仮想通貨投資を行うための準備
仮想通貨に投資するためには、いくつかの準備が必要なのでこちらで紹介します。
仮想通貨を保有して取引を行うためには、仮想通貨取引所の口座を作り、保管するためのウォレットも必要です。
仮想通貨取引所の口座開設
仮想通貨を購入して投資するためには、まず最初に必要なのは取引所の口座開設です。
取引所の口座開設は無料でできるため、購入・投資を考えている方は早めの口座開設をおすすめします。
※承認に2週間程度かかります。
最初は、日本で大手のビットフライヤー・コインチェック・ザイフなど3つ程度の取引所の口座開設をしおくといいでしょう。
■ビットフライヤーの口座開設方法を分かりやすく紹介
ウォレット作成
「取引所に仮想通貨を管理してもらうのが怖い」という人は、ウォレットを作成しておくといいでしょう。
各取引所にもウォレットが併設されており、預けておくことは可能です。ただし、マウントゴックス事件のように、取引所をハッカーが攻撃して自身の仮想通貨が盗まれる可能性もあります。
購入した仮想通貨を自身の作成したウォレットに移動しておけば、そのような心配はなくなります。
大量の仮想通貨を保有する時や、長期的に保有を考えている時は、取引所のウォレットに預けるのではなく、自分のウォレットに仮想通貨を保有するようにしましょう。
仮想通貨の情報源を確保する
投資をする際に最新の情報を入手することは非常に重要です。さらに、情報の正確性・スピードなどが投資をする際の利益にも比例します。
ただし、情報を入手するだけではなく、その手に入れた情報が正しいかどうかの自己判断力も必要です。情報の真偽を判断できるよう、常に最新情報に触れ、自己研鑽していきましょう。
判断力を身に付けることにより投資詐欺なども未然に防ぐことも可能です。
情報源としては以下のようなものです。
- 公式のサイト・フォーラム(掲示板)・Twitter
- 見識者のTwitter
- webサイト&ブログ
- 海外フォーラム
- 世界の新聞社及び通信社
これらを把握しておくことで、最新で密度の濃い情報を入手することができます。
下記のページで情報源を詳しく紹介しているのでご参考ください。
情報収集についての注意点
仮想通貨に関しての情報収集は、情報量が多く精査するのが大変です。
投資(投機)で利益を出すことを考える時、株やFXも同じで情報の信ぴょう性や速度が重要になってきますが、仮想通貨では特に情報の信ぴょう性が重要です。
仮想通貨は現在、正しい知識を持って投資すれば、株やFXより投資としては利益を出せる確率が高いでしょう。
その理由は、正しい知識を持っている人がまだ少ない市場だからです。
ただし、気を付けなければならないのは、完成していない市場ほど詐欺や誤情報が多いということです。詐欺やご情報に惑わされないためには、自分で様々な情報を入手して、情報の信ぴょう性を判断する必要があります。
情報弱者にならないように正しい知識・情報の真偽を確かめる力を身につけましょう。
チャート分析ツール
テクニカル分析をする際は、価格の予想をするためにチャートを使用します。
基本的には各取引所(コインチェックやビットフライヤーなど)のチャートでも問題ないですが、FXのように多種多様なテクニカル分析をしたい場合、日本の取引所のチャートではでは物足りないため(2017年9月時点)、海外サイトが必要になることもあります。
Cryptowatch
Cryptowatchというチャート分析サイトでは、テクニカル分析がしやすく日本語にも対応しています。
時価総額上位の仮想通貨はほぼ掲載されており、世界中の取引所の価格も掲載されています。(日本ではビットフライヤーの価格が掲載)
APIも使用可能です。
Cryptowatchは登録することなく使用できます。
まとめ
仮想通貨投資を始める際に投資の考え方は非常に重要です。
投資というものは、いわば副業のようなものです。自分の生活リズム・質を崩さないように投資することが理想でしょう。
そのためにも繰り返しになりますが「余剰資金」で投資するようにしましょう。
プロの投資家は投資をする際、様々な方法で複数のリスクヘッジをしています。初心者でも「余剰資金」で投資することが、一つのリスクヘッジにもなります。
仮想通貨に投資することに関して、まだまだ日本では様々な情報が錯綜しています。正誤の情報が飛び交っている仮想通貨の世界では、どの情報が正しいか見極めることが一番重要と言ってもいいでしょう。
情報を精査する能力を養っていくにはなるべく沢山の情報を仕入れ自己で判断するしかありません。
ある一つの情報に対しても、しっかりとした裏付けを取り、正しい情報を身につけていきましょう。
■仮想通貨投資のリスクについて徹底調査!