ビットコインが異常な値動きを見せています。
夏場にハードフォークを終えてから徐々に上がり続け先月にはついに100万円を超えたな――と思っていたらあっという間に200万円を超えてしましました。
本日12月8日の7時30分ごろにコインチェックで記録したビットコインの価格がなんと「236万9320円」でした。
先月の100万円越えから1ヶ月足らずで倍増したビットコインですが、一体その理由はなんなのでしょうか。
今回はビットコイン価格激増の背景を解説していきます。
目次
30分で30万円以上の値動き
ビットコインの価格に異変が起こりだしたのは12月6日頃からでした。
それまでは100万円台前半を微増していたのですが6日に140万円を突破し、翌7日には180万円を記録しました。
そしてついに12月8日の朝7時ごろに200万円を突破しました。その後一気に上昇し7時30分頃に記録したのが236万9320円という金額です。
なんと30分間で30万円以上の価格変動が起きたのです。
その後徐々に価格を落として200万円前後になりましたが、ビットコインの恐るべきポテンシャルを見せつけられました。
1週間前には100万円ほどだったものがあっという間に倍の価値を持ってしまったのです。
なぜそんなことになってしまったのでしょうか?
それは海外からの資金流入が大きな要因だったと考えられています。
アメリカとヨーロッパ勢からの買いが激増
ビットコインの国別所有割合を見てみると以前までは日本が半分近くを占めていました。
しかしここ数日でアメリカとヨーロッパの割合がかなり増えています。
アメリカは以前は20%ほどでヨーロッパは1%ほどでした。しかし現在の割合ではアメリカが30%ほどでヨーロッパが8%ほどになっています。
そのことからアメリカとヨーロッパの人たちが多くのビットコインを購入していることが分かります。
ここにきてなぜ欧米からの買いが多く発生しているのでしょうか。
ビットコインがCMEとCBOEに上場
欧米からの買いが多くなった大きな理由として、ビットコインがCBOEとCMEに上場したことがあげられます。
CBOEが12月10日にビットコインの先物取引を開始し、CMEも12月18日には取引を開始する予定です。
CBOEとは
シカゴ・オプション取引所(CBOE)は、アメリカ合衆国(米国)のイリノイ州のシカゴにある、世界有数の取引量を誇るデリバティブ(金融派生商品)取引所をいいます。これは、非公認レベルで公平かつ整然と取引されていなかったオプション取引を、一定の規制の下に公平かつ整然としたオプション市場の形成を目指して、1973年にシカゴ商品取引所(CBOT)によって設立されました。
CMEとは
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、CMEグループが所有・運営する、アメリカ合衆国(米国)のシカゴにある北米最大の金融と商品のデリバティブ(先物)取引所をいいます。1898年にシカゴ・バター・卵取引所としてシカゴ商品取引所から独立し、1919年にシカゴ・マーカンタイル取引所に改組しました。
CBOEもCMEも共に世界的に影響力の高い先物取引所なので、そこにビットコインが上場するということに世界中の投資家が反応した結果ビットコインの買いが増えて価格が激増したと考えられます。
歴史のある取引所に上場したことで信頼度が増して新たに参入した人も多いのではないかと思います。
来年にはナスダックへも上場予定
ビットコインは来年にはナスダックへ先物取引としての上場が予定されていて更なる欧米需要が見込まれています。
参考:ナスダックはビットコイン先物上場を計画、競合に続き来年に-関係者
ナスダックへの上場は早ければ来年の4月から6月頃だと見込まれているので、それまでにビットコインがどれだけの価値になっているかも注目です。
まとめ:今後のビットコイン価格はどうなる
去年の今頃では10万円ほどの価値だったビットコインがたった1年で200万円を超え20倍以上の価値を持つ通貨となりました。
個人的な今後のビットコインの値動き予測としては上がる可能性が高いかなと思っています。
まだまだ日本が大きなシェアを占めていて海外からの資金が流入しきっていないことが大きな理由です。上記でも紹介したナスダックへの上場が控えていることもあり、少なくとも来年は右肩上がりで推移していくのではないでしょうか。(あくまで個人的な意見なのでご参考程度にお願いします。)
ビットコインの上昇が取り沙汰されていますが、他にポテンシャルの高いアルトコインも多いのでそのあたりの今後の動向も確認しておきましょう。
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