ここでは仮想通貨を貸し出す投資(レンディング)と積立投資について説明していきたいと思います。
仮想通貨のレンディング(貸出)
日本の取引所ではコインチェック、海外ではpoloniexのレンディングが可能です。
コインチェックを例に説明していきます。
レンディングは貸出期間で利率が変わり下記はコインチェックの利率になります。
- 14日間 年率1%
- 30日間 年率2%
- 90日間 年率3%
- 365日間 年率5%
レンディングは低リスクというメリットもありますがデメリットもあります。
レンディングのメリット
- 保有しているコインを預けているだけで資産が増える。
- 自身で取引するわけでないので大きな損害などを受けることがない。
レンディングのデメリット
- 貸し出している期間はコインを売却できない
- 価格変動によって貸し出している仮想通貨の価値が下がってしまったら利子をもらっても元本割れの可能性がある。
- 取引所が倒産するリスク
手順としては非常に簡単です。
コインチェックのレンディング
最初に管理画面の「取引アカウント」から「貸仮想通貨アカウント」を選択します。
その後「振替」を選択。
取引所から自身の保有している仮想通貨の種類と貸し出す数量を選択します。
トップページに戻って「コインを貸す」を選択します。
貸し出す仮想通貨の種類と数量が間違いないか確認し、任意の貸出期間を選択して終了です。
注意点としては必ず貸出申請の注文が通るわけではなくキャンセルされる場合があります。貸出申請者の人数と数量が多いアルトコインなどは貸出まで時間を要する場合があります。
ビットコインは比較的問題なく貸出になることが多いです。
積み立て投資
積み立て投資とは毎月一定の金額を銀行口座から引き落として仮想通貨を購入していく投資です、もちろん一定の金額は自分で決められます。
日本の積み立て投資で有名な取引所は「zaif」です。ここでは「zaif」の積み立て投資を説明していきます。
毎月27日に自分が指定した銀行から設定した金額が引き落とされます。翌月の10日~翌々月9日までの日割りの買い付け金額が決定して積み立てしていきます。
手数料は上記になります。
最低積み立て可能額は毎月1000円以上、1000円単位で設定が可能です。
現在、「BTC」「ETH」「MONA」「NEM」が積み立て投資可能です。
積み立て投資のメリット
- ドルコスト平均法で購入してくれリスク分散できる。
- 勝手に購入してくれているので相場を気にしなくてよい
積み立て投資のデメリット
デメリットは必ず勝てるわけではないことです。仮想通貨が全体的に値下がりし続けた場合、積み立て投資でも損失が出ます。積み立て投資もあくまで「投資」ですので100%勝てるものではありません。
積み立て投資の手順も非常に簡単です。
Zaifコイン積立の設定方法
アカウント作成はこちら
Zaifコイン積み立てを選択し、口座振替手続きをクリック。
次に引き落とし銀行口座の情報を入力します。
仮想通貨の種類と積み立てる金額を入力して「設定変更を保存する」を選択して設定は完了です。
総括
レンディングは長期投資向けになります。短期売買の予定がなく長期で保有しようと考えている資産の場合はおすすめです。
またデメリットにあるようなリスクもありますが、日本の銀行の利率よりもずっと良く、仮想通貨を購入したけど長期間放置しておくつもりの方などには良いでしょう。
仮想通貨の相場は激しく変動しますが、積み立て投資はその中でローリスクローリターンの方法が「積み立て投資」になります。
仮想通貨に投資したいけど、何を購入したらいいか分からないという方には、低リスクな積み立て投資を少額から始めるのは良いでしょう。