仮想通貨取引所「コインチェック」で入金する際のおすすめ入金方法を紹介します。
コインチェックに入金して仮想通貨取引を開始するためには、まずコインチェックの口座を開設する必要があるので、まだ口座開設を行っていない人は先に口座を開設してください。
■コインチェックの口座開設方法
それではコインチェックの入金方法を分かりやすく説明していきます。
目次
コインチェックの入金方法
コインチェックの口座に入金を行う方法は以下の4つです。
- 銀行振込
- クイック入金(ペイジー決済)
- コンビニ入金
- 海外からの入金
このいずれかの方法で口座に入金を行うことでコインチェックで仮想通貨を購入できるようになります。
他にもクレジットカードを使用すれば直接仮想通貨を購入することができるので、クレジットカードでの仮想通貨購入方法も合わせて紹介します。
コインチェック入金方法 ①銀行振込
銀行振込の特徴とメリットデメリット
入金方法で最もおすすめなのは銀行振込です。銀行振込での入金が最も手数料が安いからです。
どの方法で入金しても手数料がかかってしまうのですが、銀行振込なら0~400円程度の振込手数料で入金することができます。クイック入金やコンビニ入金では756~1000円以上の手数料がかかるので、銀行振込なら半額以下の手数料で入金できます。
基本的に入金額の上限もありません。
銀行振込での入金は「りそな銀行」か「住信SBIネット銀行」のどちらかを選択して振り込むことができます。
- りそな銀行
- 住信SBIネット銀行
直接銀行に行って振り込んでも良いですし、インターネットバンキングを利用して振込んでも問題ありません。
同じ銀行同士の振込なら振込手数料を安く済ませることができます。
銀行振込の注意点としては、入金の反映が他の入金方法よりも遅くなることです。
振込日時 | 入金反映 |
平日 9:00~15:00 | 当日中 |
平日 15:00~翌9:00 | 翌日9:00以降 |
金曜 15:00~24:00 | 翌月曜の9:00以降 |
土曜・日曜 | 翌月曜の9:00以降 |
祝日 | 翌平日の9:00以降 |
平日だと振り込んだ当日もしくは翌日に入金が反映され、土日に振り込んだ場合は月曜日になるまで反映されません。
他のクイック入金やコンビニ入金では入金後即座に反映されるので、それらと比べると銀行振込は反映スピードがかなり遅く感じます。
手数料の安さを取るか速さを取るかはその人によるかと思いますが、手数料が倍以上変わってくるのでよほど急いでいない時以外は手数料の安い銀行振込での入金をおすすめします。
銀行振込のメリット
- 手数料が安い(0~400円程度)
- 入金額の上限が無い
銀行振込のデメリット
- 入金反映が遅い(1~3日程度)
コインチェックに銀行振込で入金する方法
コインチェックの口座を持っていることを前提として説明するので、口座をまだ開設していない人は先に口座開設を行ってください。
まずコインチェックサイトのTOP画面上部にある「入金」をクリックします。
銀行振込のページに移行して振込先の情報が表示されるので、「りそな銀行」か「住信SBIネット銀行」のどちらかの口座に振込を行います。
それぞれの銀行で当座口座・普通口座の違いや、振込人名義が異なるので一つ一つの情報をしっかりと確認した上で振込を行ってください。
- 口座種別は当座
- 振込人名義は名前のみ
- 口座種別は普通
- 振込人名義は名前の前にユーザーID(6桁の数字)を入れる
もし振込先情報や振込人名義を間違えると最悪振り込んだお金が無くなってしまうので十分注意しましょう。
注意書き
振込人名義は、Coincheckアカウントのご本人様名義と同一の必要がございます。
Coincheckアカウントのご本人様名義と異なる名義での振込があった場合、お客様ご自身で組み戻し手続き等を行っていただく必要がございます。それに伴う諸費用はお振込名義の方、もしくは振込を行ったご利用者様のご負担となります。また、当社の判断により、Coincheckアカウントをロックする等の措置を行う場合がございます。
振込人名義が違った場合、正常に取り扱いできず、入金及び返金できない場合があります。
引用:コインチェック
銀行振込がなかなか反映されない時
銀行振込を行ってから数日経ってもなかなか入金が反映されない時は振込情報を確認した後にコインチェックに問い合わせてみましょう。
入金の反映が遅れている理由としては
- 休日に振込を行った
- 振込先情報・振込人名義に誤りがある
- コインチェックの入金処理が遅れている
などの理由が考えられますので、まずは自分の振込情報が正しかったか確認したあとコインチェックに直接問い合わせてください。
コインチェック入金方法 ②クイック入金(ペイジー決済)
クイック入金の特徴とメリットデメリット
クイック入金(ペイジー決済)の魅力は入金後すぐに入金が反映されることです。また24時間365日利用することが可能です。
銀行振込だと反映まで数日かかりますが、クイック入金だと手数料は高くなりますが一瞬で口座に入金額が反映されます。
更にクイック入金はパソコンで実行するので、銀行まで足を運ぶ必要がなく自宅にいながらいつでも入金を行うことができます。ATMでのペイジー支払いに対応している銀行もあるので、銀行のATMでクイック入金ができる場合もあります。
クイック入金ではペイジー決済を利用するので、ペイジー決済に対応している銀行のみ利用できます。
みずほ銀行 / 三菱東京UFJ銀行 / 三井住友銀行 / りそな銀行 / 埼玉りそな銀行 / ジャパンネット銀行 / 北海道銀行 / 青森銀行 / みちのく銀行 / 秋田銀行 / 荘内銀行 / 岩手銀行 / 東北銀行 / 七十七銀行 / 東邦銀行 / 群馬銀行 / 足利銀行 / 常陽銀行 / 筑波銀行 / 武蔵野銀行 / 千葉銀行 / 東京都民銀行 / 横浜銀行 / 北越銀行 / 山梨中央銀行 / 八十二銀行 / 北陸銀行 / 富山銀行 / 北國銀行 / 福井銀行 / 静岡銀行 / スルガ銀行
この他にも信用金庫、労働金庫など多くの金融機関が対応しているので、恐らくあなたがお持ちの銀行口座でクイック入金が利用できると思います。インターネットしか対応していない銀行とATMも対応している銀行とがあるので、利用前に確認しておきましょう。
あなたが口座を持っている銀行がコインチェックのペイジー支払いに対応していなければクイック入金はできません。(楽天銀行など)
クイック入金のデメリットは「手数料の高さ」と「7日間は資金移動できない」ことです。
クイック入金の手数料は入金額により変動しますが、最低でも756円かかるので銀行振込と比較するとかなり割高です。
入金金額 | 手数料 |
3万円未満 | 756円 |
3万円以上50万円未満 | 1000円 |
50万円以上 | 入金金額×0.108%+486円 |
【例】100万円入金した場合の手数料・・・1000000×0.00108+486=1566円
振り込むたびに1000円程の手数料を取られ、入金額が高くなればなるほど手数料も大きくなるのでクイック入金は急ぎの時以外はあまりおすすめしません。
また、クイック入金で入金したお金は7日間は出し入れできません。仮想通貨を送ったり日本円を出金することができなくなります。
入金した額を超えた分は移動させることができますが、入金額は7日間引き出しも送金もできなくなっています。
他にも一度の入金金額が99万9999円までに制限されていることも選択の幅を狭めていると言えるでしょう。
クイック入金のメリット
- 入金が即座に口座に反映される
- 24時間365日入金が可能
- 自宅にいながら入金できる
クイック入金のデメリット
- 手数料が高い(756円~)
- 7日間資金移動できない
- 入金金額に制限がある(99万9999円まで)
コインチェックにクイック入金で入金する方法
クイック入金の利用方法を紹介します。
クイック入金する前の確認事項
コインチェックでクイック入金を行うためには「電話番号認証」と「本人確認認証」を済ませておく必要があります。
電話番号認証と本人確認認証をまだ実行していない場合はクイック入金が利用できません。
まだ実行していない人は下記記事を参考に電話番号認証と本人確認認証を行ってください。
コインチェックサイトTOP画面上部の「入金」をクリックします。
入金ページに移行しますが、初めは銀行振込が指定されているので「クイック入金」を選択します。
詳細情報を入力する画面に移ります。
初めから「住所」と「電話番号」は記入されているので、空白になっている「氏名」「カナ」「郵便番号」を入力します。
入金額は初期設定で「5000円」になっているので希望の入金金額に変更してください。
全て記入し終えれば「決済申請」をクリックします。
ペイジー支払いに必要な情報が表示されるので写真やスクリーンショットなどで保存してください。
入金情報が分からなければペイジー支払いができないので必ず保存してください。
インターネットやATMのペイジー支払いで保存した情報を入力すればクイック入金ができます。
入金した額は即座にコインチェックアカウントに反映されます。
実際にクイック入金してみた
クイック入金で実際にコインチェックへ入金してみました。ゆうちょ銀行のペイジー支払いをネット上でやってみました。
5000円をクイック入金で入金してみます。事前にコインチェックでページ支払いの情報は発行済みです。
まず、自分のアカウントにログインしたあとTOP画面左側にあるペイジーを選択します。
「収納機関番号」を入力するページに移行するので番号を入力して次へ進みます。
「お客様番号(電話番号)」と「確認番号」を入力します。
払出口座を選択して次へ進みます。
ワンタイムパスワードを発行します。
最終確認画面になるので、払い込み先の情報と金額が間違っていないか確認してください。
間違いがなければワンタイムパスワードを入力して「実行する」をクリックします。
これでクイック入金が完了しました。
このあとすぐにコインチェックの口座を確認したら残高に入金が反映されていました。
とても簡単で素早く入金することができましたが、やはり手数料の756円は少し勿体なく感じます。
重大ニュースが報道された後などは、コインの価格が急変動することも多いので、そういった緊急に入金する必要がある場合はクイック入金が良いでしょう。
コインチェック入金方法 ③コンビニ入金
コンビニ入金の特徴とメリットデメリット
コンビニ入金はクイック入金と似ていて、24時間365日入金が可能で入金が口座にすぐに反映されます。
異なる点はコンビニに足を運ぶ必要があることと、入金した額の半額が7日間移動できないことです。クイック入金は7日間は全額移動できませんが、コンビニ入金なら半額は移動させることができます。
また、コンビニ入金は1回の入金額の上限が30万円となっています。1日の振込額には上限が無く1日に何度も振込むことができますが、毎回の振込額を30万円以内に収める必要がありその都度手数料がかかります。
1度に数百万円単位で入金する場合は銀行振込かクイック入金が良いでしょう。
コインチェックでコンビニ入金ができるコンビニは以下の4つです。
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
店舗数が最も多いセブンイレブンが入っていないのが残念ですが、ローソンとファミリーマートなら全国どこでもあるので、お近くの店舗を検索してください。
手数料もクイック入金と全く同じです。
入金金額 | 手数料 |
3万円未満 | 756円 |
3万円以上30万円以内 | 1000円 |
先ほども説明しましたが、1回の入金上限が30万円なので100万円単位で入金したい場合は何度も分けて支払う必要があり、その都度1000円の手数料がかかってしまいます。
少額なら銀行振込やクイック入金と比べても変わりませんが、大金になると大きな差が出るので気をつけましょう。
コンビニ入金は「すぐに入金する必要があり、尚且つペイジー支払いができない人」向けの入金方法です。
コンビニ入金のメリット
- 入金が即座に口座に反映される
- 24時間365日入金が可能
- 最寄りのコンビニで入金できる
コンビニ入金のデメリット
- 手数料が高い(756円~)
- 入金額の半額は7日間移動できない
- 1回の入金額に制限がある(30万円まで)
コインチェックにコンビニ入金で入金する方法
コンビニ入金もクイック入金と同様に「電話番号認証」と「本人確認認証」が済んでいなければ利用できません。
コインチェックサイトのTOPページ上部にある「入金」をクリックします。
コンビニ入金を選択すると情報入力画面になります。「電話番号」「メールアドレス」は自動で入力されているので「氏名」を入力します。
入金額は自動で5000円になっているので、希望の入金額を入力してください。
入力内容に間違いが無いか確認してから「決済申請」ボタンをクリックします。
次に支払いを行うコンビニを選択します。
「ローソン・ミニストップ・セイコーマート・サークルK・サンクス(ファミリーマートと合併)」か「ファミリーマート」かどちらかを選んで次へ進みます。
支払い金額の合計・受付番号・支払い期限が表示されます。支払い時に必要な情報なので必ず保存しておきましょう。
ファミリーマートの場合は第1番号と第2番号があるので気を付けてください。
支払いは各コンビニに設置してある端末機に情報を入力して行います。
端末機の操作方法は下記リンクを参考にしてください。
コンビニでの入金作業を終えればコインチェックのアカウントにログインして入金されてるか確認しましょう。
通常は入金後すぐに残高に反映されています。
クイックと入金同様に手数料が割高なので、コンビニ入金も緊急時以外はできれば避けた方が良いと思います。
コインチェック入金方法 ④海外からの入金
海外からの入金に関しては、海外に銀行口座を持っている人がコインチェックに入金を行う場合に使用されます。
多くの人があまり利用することがないと思うので簡潔に紹介します。
海外からの入金はUSドルでの入金になり、入金されたUSドルはコインチェックに入金時に日本円へと交換されます。
その際に「25USドル」が固定の手数料として発生します。日本円にして約3000円程の手数料が必要になります。
入金の度に25USドルの手数料がかかり何度も入金すれば手数料だけでかなりの額になるので、どうしても海外口座から入金しなければならない時はまとめた額を入金するようにしましょう。
コインチェックに海外の口座から入金する方法
参考程度に入金方法を紹介しておきます。
コインチェックの入金ページから「海外からの入金」を選択します。
振込に使用する情報が表示されるので、記載内容に沿って振込を行ってください。Messageには必ずあなたの「ユーザーID」を入力してください。
入金後約3日でコインチェックのアカウントに反映されます。
ユーザーIDを入力せずに入金を行ってしまった場合は、コインチェックに問い合わせてください。
送金中継銀行のリフティングやチャージによっては、入金した金額より少ない金額でコインチェックのアカウントに反映されることがあるので注意してください。
クレジットカードで仮想通貨を購入する
最後にクレジットカードで仮想通貨を購入する方法を紹介します。
入金方法とは異なりますが、仮想通貨を購入するにあたっての一つの選択肢として紹介したいと思います。
これまでの内容は円やドルなどの法定通貨をコインチェックのアカウントに入金する方法を紹介しましたが、クレジットカードを使用すれば入金作業を行わずに1度の作業で仮想通貨を購入することができます。
銀行振込で入金した場合
①銀行へ行って振込を行う→②コインチェックで仮想通貨を購入する
クレジットカードを使用した場合
①コインチェックで仮想通貨を購入する
入金の手間をかけることなくスピーディに仮想通貨を購入することができます。
クレジットカードで仮想通貨を購入すると高い
クレジットカードで仮想通貨を購入すれば通貨の購入金額に差が出てきます。
入金してから仮想通貨を購入する場合の価格と、クレジットカードで仮想通貨を購入する場合では通貨の購入価格に開きが生まれるのです。
例えば、入金してから購入すると1000円で買えたものがクレジットカードで購入すると1050円必要になる場合があります。(金額は例)
金額が上がればその差額もどんどん大きな額になってきます。
※金額は例
銀行振込で入金した後に仮想通貨を購入した場合
1コイン→10万円
クレジットカードを使用して仮想通貨を購入した場合
1コイン→10万5000円
購入する際の固定の手数料などはなく、仮想通貨購入時の価格に数%上乗せされた価格で購入することになります。
クレジットカードでの仮想通貨購入はオススメしない
確かに手間は減って楽に仮想通貨を購入することができますが、入金購入より多くのお金を支払うことになるのであまりオススメしません。
購入金額の差を考えれば、入金作業の手間など小さなことだと思います。
クレジットカードのメリット
- 必要最低作業で仮想通貨が購入できる
クレジットカードのデメリット
- 仮想通貨購入金額が高い
コインチェックの入金方法まとめ
仮想通貨取引所コインチェックに入金する方法をいくつか紹介しました。
それぞれのメリットデメリットはありますが基本的には銀行振込で入金することをオススメします。
入金作業は1回きりではなく複数回入金を行う人が多いと思うので、その度に必要になる手数料を抑えることは大事です。
クイック入金やコンビニ入金などの瞬間入金方法は本当に急いでいる時に使用するようにしましょう。
コインチェックに入金する際は是非この記事を参考に入金してみてください。