仮想通貨投資詐欺

仮想通貨のHYIPは投資詐欺なのか!HYIP(ハイプ)を徹底解説

投稿日:2017/10/03 更新日:

仮想通貨のHYIPは詐欺なのか?

 

仮想通貨にまつわる投資話や投資セミナーなどでよく耳にするのが「HYIP(ハイプ)」です。今回はそのHYIPについて紹介したいと思います。

HYIPとは一体どんなものなのか?本当に利益を得ることができるのか?詐欺なのか?といったことを分かりやすく解説していきます

他にも、投資を行う際に騙されやすい人の特徴なども紹介しているので是非ご参考ください。

 

 

HYIPとは

HYIPとは

仮想通貨投資の中でも良く出回っている詐欺で「HYIP」と呼ばれるものがあります。

HYIPとは「High Yield Investment Program」の略で日本語で「高収益投資プログラム」と呼ばれています。

HYIPは日利で数%という一見あり得ない配当があります。

仮想通貨に対する投資話やセミナーで「〇〇万円投資するだけで日利〇%があなたに還元されます」といった内容の案件が出回っていて、これが「HYIP」です。

実際に最初の内は日利で数%の配当が得られる案件もありますが、これはポンジ・スキームという詐欺の手口で最初の数回程度出資者に配当金としてしっかり日利を支払って信用させておき、その後逃避するという簡単に言えば自転車操業的な詐欺になります。

 

仮想通貨のHYIP

仮想通貨のHYIP

仮想通貨(主にビットコイン)を使った様々なHYIP(ハイプ)の詐欺は大半がMLMの方式がとられています。HYIP参加者が友人などを紹介して新しくHYIPに参加させると勧誘者に報酬が入る仕組みです。

ビットコインとHYIPを合体させた最大の理由は「送金」でしょう。日本人が海外のHYIPに投資する場合、円をドルに交換する手間が必要です。ビットコインだと全世界共通の「BTC」で投資することができ、しかも送金も10数分でできてしまいます。このような理由からビットコインによるHYIPが流行しています。

HYIP(ハイプ)の仕組みを見ていくと、例えば日利1%以上ある報酬の場合、もし元本100万円を複利で運用していくと1年間後には3778万円ととんでもない金額になります。このことからもわかるように詐欺業者は日利という仕組みで配当が支払うことが現実的に不可能です。複利の日利計算は下記に数値を当てはめると計算できます。

【日利計算例】

  • 利率:日利1%、365日複利運用
  • 元本:100万円
  • 日利(複利)の計算式:元本×(1+日利)^日数 ※^は乗

式:1,000,000(元本)×1.01(日利)^365(日数乗)=37,783,434円(約3778万円)

 

このような投資案件は通常ありえないので、「日利1%で運用してもらえるよ」などといった話は基本的成立しない(詐欺)なので投資は行わないようにしましょう。

 

実際にあったHYIPの詐欺

実際にあったHYIPの詐欺

実際にあったHYIPの案件を紹介します。それは「D9クラブ」と呼ばれる投資セミナーです。

簡単な内容としてはビットコインとブックメーカーを掛け合わせた投資と謳っており投資金額によって配当が変わり、さらにMLM方式で紹介報酬が入るというものです。実際に投資していた人は毎週元本の約7%程度の配当と紹介した人の投資分の10%が報酬になるというものでした。しかし数か月すると配当が止まり元本は出金できなくなったようです。

主催側はブラジルで登記されている会社で大手ブックメーカーのベットフェアに投資をして利益を出しているそうです。

最初に高額配当が実際に入り、さらに大きな投資を呼び込みその後急に元本の出金停止に陥るという典型的な詐欺の手口です。

D9クラブについての参考サイト:ありえない高額配当を謳う「仮想通貨ビジネス」の手口――ゲストに芸能人、盛大なイベント直後に出金停止

 

なぜ人は騙されてしまうのか?

なぜ人は騙されてしまうのか

仮想通貨のHYIPに限らず、このような詐欺に騙される人はあとを絶ちません。私の見解では次のような理由があると思われます。

 

冷静な判断ができずに騙されてしまう

冷静な判断ができない

これは被害にあう人の考えに最も多いのではないでしょうか。

多くの人は本業をお持ちでお金を預けているだけで毎日権利収入のように入ってくる金利のような配当システムに魅力を感じるでしょう。

例えば先ほどの例のように毎日、金利が1%と言われると「100万円預けて毎日1万円で毎月30万円」と簡単に計算しませんか?

毎月30万円の収入が得られると考えると少し現実味があるように思えますよね。

これでも冷静に考えると普通では考えられない配当ですが、これも詐欺師の手段の一つで、通常ではあり得ない配当を細分化することによって出資者の思考を麻痺させる方法なのです。

先ほどの例(元本100万・日利1%・365日複利運用)の場合、複利で計算すると1ヶ月後100万円が約134万円になります。およそ元本が1.34倍になっています。これを年間複利で計算すると100万円が約3778万円になり元本が37倍にもなっています。

年間で3000万以上が手に入る話となると急に信じられなくなってきますよね。

ほとんどの人が100万円が1ヶ月後に134万円100万円が1年後に3778万円なら後者のほうが怪しく感じるでしょう。しかし複利計算で考えるとどちらも同じ日利1%です。

勧誘者は1年後の3000万円越えの数字は伝えずに1ヶ月後の30万の利益のことを伝えるでしょう。しかし話をよく聞いて考えてみると分かることです。

このような詐欺に引っかからないように冷静に計算して判断できる力を身につけていきしょう。

 

知人・有名人を利用したHYIPおよびセミナーで騙されてしまう

知人・有名人を利用する

多くのHYIPや投資詐欺セミナーなどで、詐欺師はあなたの知人や誰もが知っている有名人の名前を使い言葉巧みにHYIPに参加するように誘導してくるでしょう。

多くの人が経験あると思いますが「友達がやっているから大丈夫」「あの芸能人がやっているから大丈夫」という考えに陥ったことはないでしょうか?自分の知っている人がやっていると人は安心するものです。

しかし一度冷静に考えてみてください。あなたの友達はどこまでその投資について詳しいのでしょうか?あなたは投資の案件そのものを信用しているのではなく、友達や芸能人に対してのあなたの勝手な信用が、その投資案件の信用にすり替わっていないでしょうか?

これでは本末転倒です。しっかりとその投資案件自体の信憑性を疑うようにして下さい。

 

分かっていて騙されてしまう

分かっていて騙される

怪しいと思っていながらも投資を行って騙されてしまう人もいます。

投資案件について十分調べて、そのリスクとリターンを自分なりに計算したうえで最悪無くなってもいい資金を投資するということになります。

仮想通貨はまだ未完成な市場なのでほとんどが怪しいものばかりです。ただしほんの一握りの投資案件やICOには今後爆発的に伸びる案件があるのも事実です。

これをピンポイントで見つけて十分に信憑性を調べようとしても限界があります。それはやはりまだ市場が新しいという性質上仕方ないことでもあります。

こういう案件について自分で十分調べた上、リスクリターンを考え投資することによって万が一のことがあっても後悔になりにくいでしょうし、また同じようなことがないように次回の投資はより慎重に調べ、自己判断力が身についていくことにもつながるでしょう。

 

まとめ

ここではHYIP(ハイプ)について説明しました。基本的にはHYIPはほとんどが詐欺ですので迂闊に手を出さないほうがいいでしょう。

詐欺師は有名人の名前なども無断で使用してくることもあり、あなたを騙そうとしてきます。

何度も言いますが情報の真偽性を必ず自分で調べるようにして判断力を身につけるようにしましょう。

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